アメノヒボコは日本人?!

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『アメノヒボコは日本人?!』 はじめに

  • 2017.07.04

但馬の国は現在の兵庫県北部をさす。その但馬の歴史にとって切っても切れない重要な人物がアメノヒボコ(天日槍)であろう。 日槍ひぼこ、日矛ひぼこというので鉄・武器に関わる神なのか? 神号の天日槍命の「天」は天津神(皇統)ではないのか? 本当に 天日槍命は新羅国の王子だとしているが、本当に新羅(朝鮮)の人なのか? 目次 [catlist id=450]

第1章 1.記録に残された天日槍の足取り

『アメノヒボコ』には、「最古のヒボコ?」として巻頭にこう書かれている。 (史書の)アメノヒボコに関連する記事は、八世紀の初めに編纂された『古事記』および『日本書紀』(以下『記』『紀』、合わせて『記紀』)に記録されたものが、現在伝えられる最古のもの。 『記』が少し早くて和銅五年(712)、『紀』がその八年後の養老四年(720)、ほとんど同じ頃の成立だ。じつは『記紀』は共にそれまで各氏族に伝わっていた […]

第1章 2.『但馬故事記』に詳しい天日槍の足取り

  • 2017.06.28

2. 『国司文書 但馬故事記』に詳しい天日槍の足取り 『国司文書 但馬故事記』は、天日槍来朝の叙述や、その子孫の記録は、他書を抜いて最も詳しく、まことに貴重な資料である。 ことに、神功皇后すなわち息長帯姫命おきながたらしひめのみことの母系先祖との関係、および稲飯命の子孫と称せられる新羅王の系譜についても、相当詳しい叙述を行なっている。 -「『国司文書 但馬故事記』訳注」吾郷清彦- 『記紀』はくわし […]

はじめに 天日槍(あめのひぼこ)の謎

 はじめに 但馬に暮らす人々にとって、アメノヒボコを知らない人はまずいないであろう。 但馬の国はどのように誕生し、我々祖先はここに暮らしてきたのか? そのひとつのキーマンとしてまずあげられるのがアメノヒボコだろう。 『アメノヒボコ-古代但馬の交流人』(瀬戸谷晧・石原由美子・宮本範熙共著 神戸新聞総合出版センター 1997.7.10 第一刷)には、「江戸時代にも中央の学者はいうにおよばず、いままでみ […]

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